参道狛犬展~会場風景
参道狛犬展では様々なテーマで石工が私たちに遺してくれた参道狛犬という素晴らしい石造工芸の魅力をご紹介いたします。このパネル展を通じてご来場いただいた皆さん一人一人が参道狛犬との楽しみ方を広げ、狛犬との出会いを愉しんでいただけることを願っています。
参道狛犬に至るまでの獅子狛犬の歴史については様々な説があります。諸説ある中から私なりの理解で先ずは参道狛犬以前の物語についてご紹介いたします。
私たちが普段神社仏閣の参道で出会える狛犬たちはどのようにして生まれたのか。これまでに狛犬研究をされてきた方々が唱えている説に独自の解釈も加えながら参道狛犬誕生に至る物語をご紹介いたします。
全国には様々な「ご当地限定狛犬」というものが存在しますが、関東近郊においては獅子山と呼ばれる狛犬が正にご当地狛犬と言えるのではないでしょうか。私が最も好きなタイプでもある江戸獅子山の魅力をご案内いたします。
会場となっている千葉県市川市には75カ所の参道狛犬と出会うことが出来る狛犬密集エリアとなっております。参道狛犬展をご覧になった後は是非市川市狛犬さんぽをお楽しみください。
石造製の参道狛犬を建立した石工とはどのような職業だったのか?石工を知ることで参道狛犬はもっと楽しくなります。是非あなただけの「推し石工」を探してみてください。
参道狛犬の写真を撮っていく中で、その美しい造形は参道の風景と共にあることでその魅力がさらに輝きを増すことに気が付きました。元々参道という野外展示場に置かれることを前提に造られた参道狛犬は、そこに在る風景との組み合わせで一つの作品となっているのではないか、そんな思いで撮影したカメラ初心者の写真となります。狛犬達の魅力にかなり助けられています。
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